今、一番売れているのは温水式床暖房

 

お天気のよい昼下がり、太陽のやさしい光に照らされた陽だまりにいると、心も体もホッとなごみますよね。床暖房の暖かさは、まさにそんなイメージ。太陽光と同じ遠赤外線を利用した「ふく射熱」でお部屋を暖めます。
遠赤外線は物質に吸収されると熱エネルギーに変わるので、私たちの体に当たったときも体の芯からポカポカ。同時に壁や天井にも反射し室内に均一にひろがるから、お部屋全体が陽だまりのようなやさしいぬくもりに満ちるのです。

 

 

満足度95%の秘密は?

部屋の空気を汚さない

ファンヒーターやストーブのような火を使う暖房は、燃焼により発生する二酸化炭素等で部屋の空気が汚れてしまいます。そのため、こまめな換気が必要になります。また、エアコンやファンヒーターに比べて床暖房は風を起こさないので、ホコリが舞いにくいです。床暖房は燃焼による水蒸気の発生がないので、結露防止につながります。そのため、結露によるカビやダニの発生も少なくなります。

 

頭寒足熱

床暖房の特徴には、お部屋全体を暖める「ふく射熱」ともう一つ、床から伝わる「伝導熱」があります。床下には熱を伝える温水マットなどが敷かれているため、それらを介して足元に直に暖かさを伝えてくれるのです。
空間全体は「ふく射熱」の快適な室温に包まれ、足元は床から伝わる「伝導熱」の暖かさ。この仕組みにより、頭寒足熱の環境をつくることができます。ちなみに、脳が活発に働くのは15℃前後。床暖房は室内温度を16?18℃の適温に保つので、子どもたちの勉強部屋にも最適です。

 

静かで低温やけどの心配がない

床暖房は、運転音がほとんどしない「静かさ」も魅力のひとつ。また、室内に燃焼させるものがないから空気がクリーンに保て、お子様やお年寄り、病気の方がいるご家庭でも安心して使えます。
まれに電気式床暖房の上で座ったり寝ころんだりすると、体に接している面は熱を放射できず低温やけどになるケースもありますが、その点温水式床暖房は、温水が循環しながら熱を放射するので接触面の温度が上昇しにくく、低温やけどの心配はほとんどありません。

 

頭寒足熱

暖房器具を使う際に気になるのが室内の乾燥。 乾燥が気になり、加湿器を併用されている女性も多いのでは?温水式床暖房なら、室温を大きく上げずに部屋を暖めるので乾燥を防ぎます。また、室内の燃焼や空気の対流も起こらないので、部屋の湿度も変わらず、お肌にとっても優しいのです。乾燥しらずで、お肌も髪もイキイキ。加湿器がなくても、快適に過ごすことができます。

だから高い満足度!

「床暖房と電気カーペットって、同じようなものじゃないの?」そんなふうに思っている方もいるのでは?
でも実際に調査してみると、床暖房のみを使用している人の満足度は95%という結果が出ており、床暖房の満足度がかなり高いことがわかります。
効率よく暖まりたい、しっかり暖まりたいと考えるなら、やはり床暖房という選択が賢いかもしれません。


電気式と温水式の違い

 
床下に電熱線ヒーターを組み込んだパネルを内蔵し、そのヒーターが発熱することでお部屋を暖めます。 熱源機(給湯暖房機など)で温めた温水を、床下に敷いた温水パネルに循環させてお部屋を暖めます。
メリット&デメリット 温水式に比べると仕組みがシンプルで工事も簡単なので、既築住宅でも導入しやすいといえます。基本的なメンテナンスも不要。電気容量の制限もあり、複数の部屋で同時使用ができません。 メリット&デメリット 温水式床暖房には循環水を使用しているので、水道代はほとんど変わりません。表面温度を26?30℃に保ち、温水によるやわらかな暖かさを感じさせます。1台の熱源機で複数室に設置でき同時使用もできます。
遠赤外線を利用したふく射熱と床からの伝導熱で室内全体を暖めます。冷たい空気がたまりやすい床面から暖めるので足元もポカポカ。
ただ、床下に内蔵している電気の結線部分が冷たく、温度にムラが生じることがあります。体に接している面は熱の放射ができず、閉そく温度が上昇し低温やけどを起こすおそれも。
遠赤外線を利用したふく射熱と床からの伝導熱で室内全体を暖めます。冷たい空気がたまりやすい床面から暖めるので足元もポカポカ。床全体が均一に暖まり、お部屋のどこにいても快適に過ごせます。
また、お湯で間接的に温めるので、低温やけどなどの心配も少なく体に負担をかけません。

 

ガスもオール電化も温水式床暖できます

ガスの場合は「ハイブリッド給湯暖房機ECO ONE」や1台で給湯、おふろ沸かし、暖房の機能を備えたタイプの給湯器が必要です。

オール電化の場合は、電気エネルギーから熱を起こす「ヒートポンプ式温水暖房機」であれば、光熱費を抑えることができます。

 

画像提供:リンナイ

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